消防設備の役割
HOME > 消防設備の役割
感知器

熱感知器
熱感知器は、熱によって内部の感熱部が火災を早期検知し、住人や管理者に知らせて避難や消火活動を促す設備です。
煙感知器
煙感知器は、煙によって内部の感知器が火災を検知し、受信機に信号を送出します。火災をかなり早い段階で感知できるため、熱や炎を感知しにくい地下室、廊下、階段などに設置します。
消火器
消火器は消火活動の大事な第一歩!
- 消火器は、
- * 普通火災(木材・紙・繊維などの火災)
- * 油火災(石油・天ぷら油などの火災)
- * 電気火災(電気器具のショートなどによる火災)
の初期消火活動に適しています。また、安全栓を引き抜き、レバーを握るだけで消火剤がでますので、万が一の時にも素早く消火が行えます。
消火器点検は、消火器を逆さにしてゆすり、内部の薬剤が正常な状態で保たれているか調べます。
誘導灯
誘導灯で避難路を照らし続けます
緑色の背景に、白抜きで人が逃げるマークのものを避難口誘導灯、白色の背景に緑色で人が逃げるマークと、避難口を示す矢印があるものを通路誘導灯といいます。
誘導灯は、避難口がわかるよう常に点灯している必要があり、また停電の際にも点灯が継続できるよう、バッテリーを搭載する事が消防法により定められています。
点検は、電球やバッテリーの状態をチェックし、汚れで灯りが暗くならないよう拭き取ります。
避難器具
尊い人命を守るために
非常時にビルやマンションから避難する器具です。
ハシゴや滑り降りるタイプのものもあります。
点検は、器具の部品の確認や、留め具の確認を行います。設備士が実際に降りて点検することもあります。
火災報知設備
尊い人命を守るために
自動火災報知設備の作動に連動、また放送設備の操作部を人が操作することで、防火対象物内にいる人に、警報音や音声により火災の発生を人々に知らせます、多数の人がいる防火対象物等に設置が義務付けられています。